速読術を学ぶ
2019.04.26
読書の目的は大きく分けて2つ書をする目的として知識を得るために読むと
考えている人はとても多いです。
かつての私もそうでしたが、
わからないことがあれば本を読まなくてもネットで調べれば解決できるので、
本を読む必要性がないと思う人が多数で、読書人口が減っていると言われている側面はあると思います。
ただ読書をする目的として
他にもう1つ、大きなものがあります。
それは「気づきを得る」目的です。
読書術の本や読書法に関するネット記事などを見ていると、
本当にコアな知識は2~3ページ分の文量しかないということがよく言われ、
そこだけ捉えればいいといった読み方を見かけます。
しかし、気づきが得られるポイントは知識やノウハウが書かれている
その数ページ以外の、一見無駄とも思えるような文章にあることが多いのです。
知識を得るためにネットが使える今の環境を考えると、
知識やノウハウが書かれている数ページを読むことよりも
むしろそれ以外の部分を読んで、そこから気づきを得ることのほうが
読書をする意味では重要な目的になるのです。
というわけで、本を読むときには知識を得る事も重要ではありますが、
それ以上にあなた自身にとっての気づきを得ることのほうが重要な目的と考えておくことをお勧めします。